0と1の戯言

僕の思い

色々、キレイゴトを駄文でつらつらと書いたが、マックスと共に同じ経験をした僕はどうだ?僕は初見プレイでクロエを助けたのだ。それが悪い選択だったとは思ってない。ただ、クロエのいない世界が正しい世界であるはずなのに、マックスはそれを受け入れられたのに、僕には受け入れられない。僕はこの現実を受け入れられず何の成長もなく物語を終えたのだ。これ以上彼女らに僕は介入できない。何も成長しなかった自分と、マックスやクロエのいない現実だけが僕に残された。

絶望した。この成長できなかった自分と終ってしまった物語への悲しみ(少しはクロエの死を悲しんでいたと思いたい。ぼくはどこまでも利己的だ。)に一週間くらい落ち込んだまま過ごした。時間は偉大だ。二週間もすればクロエのことなんてどうでもよくなってきた。成長できなかったことも「まあいいか」なんて考えられるようになってきた。これが二か月くらい前のことだ。昨日、ぼくは久々にLIFE IS STRANGE(以下、LIS)を起動した。けれど、十分もしないうちにやめた。この二か月前の感情を思い出して自己嫌悪に陥ってまともにプレイできなかった。やはり僕は物語の中の登場人物のように強くはれないんだ。いや、周りの普通の人達のようにさえなれない。彼女たちは無くした時間で大きくなれたのに、僕は周りのモブ同様何も変わっちゃいない。辛い自分に酔っただけなんだ。何のオチもなくこの物語を終えてしまった僕は、これからもきっとまた努力せず与えられたせいを無駄に過ごしていくんだと思う。

 

あ、LISくっそ好きですよ。MGS、泉達也の魔女シリーズ、rainに並ぶ僕の中のオールタイムべストなゲームです。